取水制限利根川水系で11年ぶり実施

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取水制限利根川水系で11年ぶり実施　[ニュース] [編集]

取水制限利根川水系で11年ぶり実施
利根川水系１１日から取水制限

利根川上流のダムの貯水量が大幅に減っているため、首都圏の
1都5県の水源となっている利根川水系で11日から11年ぶりに10%
の取水制限が行われることが決まったそうです。

関東地方は7月下旬から雨が少なく、国土交通省関東地方整備局
によると、8、9日もまとまった雨が降らなかったため、10日正午現在、
容量が最も大きい群馬県の矢木沢ダムでさえ、貯水率が6.1%に
なっているのをはじめ、利根川上流の8つのダムを合わせた貯水率も
38.5%と、平年の半分まで下がっています。

関東地方整備局と利根川水系を水源としている1都5県は、今後も
しばらくはまとまった雨が期待できないとして、11日午前9時から10%
の取水制限を行うことが正式に決まりました。

利根川水系の取水制限は平成13年以来11年ぶり。

この制限によって神奈川県を除く首都圏の都県では、11日から家庭用
と農業用を中心に取水量が減りますが、10%の制限では影響はほぼ
ないそうです。

今後、雨が少ない状態が続けば取水制限の割合を引き上げる可能性
もあるため、節水が呼びかけられています。